<四川大地震>亡くなった生徒の数、四川副省長は「まだ分からない」―北京市

Record China    2009年3月9日(月) 17時30分

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8日、北京で開催中の第11期全国人民代表大会第2回会議に出席している四川省の魏宏(ウェイ・ホン)副省長ら幹部は記者会見で、四川大地震について語った。写真は多くの生徒が亡くなった四川省広元市青川県木魚鎮。

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2009年3月8日、北京で開催中の第11期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第2回会議に出席している四川省の魏宏(ウェイ・ホン)副省長ら幹部は記者会見で、四川大地震について語った。人民網が伝えた。

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外国人記者から「学校で亡くなった生徒の数」について質問を受けた魏副省長は、「今のところ正確な数を出すのは難しい」と答えた。同副省長によると、正確な数を把握するには国の規定に基づいた方法で死亡者または行方不明者の当時の状況を詳しく調べる必要がある。時間がかかる作業のため、震災全体の犠牲者数も「現在、最大限の努力で確認中」という。

だが、同副省長は「我々は人民のための政府。確認作業は必ず最後までやり遂げる。どうか信じてほしい」と宣言。「責任を持って、亡くなった学生数を含めた最終的な犠牲者数を必ず報告するつもりだ」と語った。

昨年5月に起きた四川大地震では9万人近い死者・行方不明者を出している。特に校舎倒壊で生徒が生き埋めになって亡くなったケースが目立ったことから、汚職絡みの「手抜き工事」が表面化。残された保護者からは怒りの声が上がっている。(翻訳・編集/NN)

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