資源争奪戦で中国に遅れをとる韓国―韓国メディア

Record China    2009年3月8日(日) 9時53分

拡大

5日、韓国紙は中国が世界各地で資源獲得に次々と成功する一方、韓国が失敗続きである原因を紹介した。資料写真。

(1 / 4 枚)

2009年3月6日、環球時報によると、韓国紙・朝鮮日報は5日、「資源獲得戦争の勝利者になるために」と題した記事で、中国が世界各地で資源獲得に次々と成功する一方、韓国が失敗続きである原因を紹介した。

その他の写真

記事によると、中国は最近1か月間で資源獲得のために630億ドルを投入し、石油資源の長期供給契約に投じた約400億ドル以外、残りはすべてオーストラリアの資源会社買収に使用した。大規模な買収に対し、同国の政財界や市民の間では、中国に対する不安や緊張が高まっているという。

一方、「韓国も中国の大規模な資源買収行為の犠牲者である」と記事は指摘する。例えば、韓国企業が08年下半期から交渉を開始し、ほぼ合意に達していたオーストラリアの鉱山企業の買収計画は、中国が今年2月に鉱山企業の親会社を買収したことによって一瞬にして水の泡となった、と紹介している。

では、なぜ「資源外交」「海外資源開発」を主要政策に掲げる韓国・李明博(イ・ミョンバク)政権が失敗を繰り返すのか?記事では、専門家の分析として「韓国の鉱物資源買収の今年の予算はわずか2億ドル足らずに過ぎず、中国とは比べ物にならない。従って中国の『食べ残し』に甘んずるしかない」との意見を紹介。さらに「韓国の資源開発にかかわる人材は600人足らずで、中国国営企業1社に在籍する専門家の20〜30%に過ぎない」と大幅な人材不足を理由に挙げている。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携