古井戸から宋代の碁石などが出土―四川省成都市

Record China    2009年3月6日(金) 14時6分

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3日、四川省成都市の考古学チームが同市街地で唐・宋・明・清代の井戸9か所を発見したと伝えられた。宋代の井戸からは囲碁の碁石が30点余り出土し、成都平原一帯では初の発見となった。

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2009年3月3日、四川省成都市の考古学チームが同市街地で唐・宋・明・清代の井戸9か所を発見したと伝えられた。チャイナフォトプレスの報道。

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井戸水は枯渇していたものの、中から磁器のかめや鉄製の刀剣など、保存状態の良好な生活用品が多数発見された。宋代の井戸からは囲碁の碁石が30点余り出土した。いずれも白色で、成都平原一帯では初の発見となる。

碁石の表面は全面的にきれいな白色で覆われているが、この制作方法についてはこれから考証が行われる。日本では白の碁石はハマグリの殻を用いており、歴史上は砂岩・象牙・陶器なども使用されたが、中国では木あるいは玉石を用いるようだ。(翻訳・編集/愛玉)

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