高齢化進む中国、2010年までに60歳以上の高齢者が1億7400万人に

2006年9月、全国老齢工作委員会弁公室は「中国高齢事業発展の第11回5か年計画」を発表し、「中国の高齢化問題が社会に及ぼす圧力は日に日に増大し、政治、経済、社会のさまざまな面で深刻な影響を生んでいる」と述べ、計画の中で問題を指摘した。中国における60歳以上の高齢者人口は増え続けており、2010年までに1億7400万人に到達すると見られる。これは総人口のおよそ13％を占めることになり、中でも80歳以上の高齢者は2132万人に達し、高齢者のうち12.25％となる。全国老齢工作委員会弁公室の予測によると、2030年までに中国の高齢化問題はピークを迎えるとされている。

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