08年HIV感染が過去最高に、主な原因は性交渉―香港

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3日、2008年に香港衛生署に報告された新たなHIV感染数は435件にのぼり、過去最多となった。感染経路は主に異性、同性間の性交渉だった。写真は安徽省阜陽市で行われたエイズ予防の街頭宣伝。

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2009年3月3日、香港特別行政区政府のホームページによると、2008年に香港衛生署に報告された新たなHIV感染件数は435件にのぼり、統計を取り始めてからは最多となった。、2007年の報告数414件に比べると5%の増加。中国新聞網の報道。

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衛生署衛生防護センターの黄加慶(ウオン・ジアチン)医師は3日、会見の席上、「香港では性交渉がエイズの主要な感染ルートとなっている」と語った。435件のうち、131件は異性との性交渉による感染。145件は同性愛者または両性愛者の性交渉感染であった。また40件は麻薬を注射する際に感染、3件は輸血や血液製剤によるものだった。残り、116件に関しては原因確定の資料が不足しているため感染経路は不明だ。

昨年の第4四半期だけでも106名がHIV感染の検査で陽性だったと報告され、1984年以来、香港ではHIV感染者は累計4047名に達した。106名のうち、24名は異性との性交渉、40名は同性愛者あるいは両性愛者間の性交渉による感染。6名は麻薬注射時の感染で、残りに関しては不明。106名のうち、85名が男性で21名が女性だった。さらに同期には、32件のエイズ発症例が見られた。そのうち、59%が異性との性交渉を原因としている。これにより、香港でのエイズ発症数は1985年以来、1030件となった。(翻訳・編集/小坂)



   

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