<中仏>20年前の動物像はわずか15万円、「中国人富豪を狙った陰謀」説広まる―中国

Record China    2009年3月3日(火) 11時50分

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2日、清朝末期に北京の「円明園」から略奪されたネズミとウサギの頭部のブロンズ像がパリで競売にかけられ、計39億円で落札された問題で、中国の専門家は「落札額が高すぎる」と疑問の声をあげている。写真は2体を落札した蔡銘超氏。「金は払わない」と話している。

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2009年3月2日、清朝末期に北京の「円明園」から略奪されたネズミとウサギの頭部のブロンズ像がパリで競売にかけられ、計39億円で落札された問題で、中国の専門家たちは「落札額が高すぎる」と疑問の声をあげている。中国新聞網が伝えた。

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「十二支像」として清朝の離宮・円明園に飾られていた動物像は第2次アヘン戦争中、英仏連合軍によって略奪された多くの文物の中の一部。英仏軍はその後、欧州では珍しくない動物像をコレクションから外し、「単なる飾り物」としてあっさり放出した。中国文物学会の謝辰生(シエ・ジェンション)名誉会長も「外国人はもともと動物像に興味はなかった」と証言する。

20年前に米国で発見された馬、牛、虎の像も浴室の飾りとして使われていた。当時は1体わずか1500ドル(約15万円)。1989年にロンドンで競売にかけられた馬の像は18万1000ポンド(約2400万円)だったが、07年にマカオのカジノ王、スタンレー・ホー氏が手に入れた時は6910万香港ドル(約8億6500万円)に跳ね上がっていた。乾隆帝が午年であったことから、十二支像の中で最高傑作と言われる馬の像。謝氏は今回落札された2体がこれより高いことに疑問を呈している。

その芸術的価値について、南京博物院の[龍/共]良(ゴン・リアン)館長は「かなり低い」と指摘。謝氏も「国宝とは認められない」と話す。そのため、中国国内では「中国人富豪の財布を狙った陰謀」説が噴出。強い反発が起こっている。(翻訳・編集/NN)

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