「オバマ大統領の対中重視の表れ」 商務長官への中国系ロック氏指名を歓迎―中国紙

Record China    2009年3月2日(月) 18時24分

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1日、中国紙は、オバマ米大統領が次期商務長官に中国系のゲーリー・ロック(駱家輝)前ワシントン州知事(59)を指名したことを受け、世界中のメディアが「米国が対中貿易を最重要視していることの表れ」と報じていると伝えた。写真はロック氏。

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2009年3月1日、中国紙・法制晩報は、オバマ米大統領が次期商務長官に中国系のゲーリー・ロック(駱家輝)前ワシントン州知事(59)を指名したことを受け、世界中のメディアが「米国が対中貿易を最重要視していることの表れ」と報じていると伝えた。

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記事によると、米華字紙「僑報」はロック氏の「中国経験」と「中国知識」を見込んだオバマ大統領の選択を「賢明で最良」と評価。同「世界日報」も中国と太いパイプを持つロック氏を指名したことは「オバマ大統領の対中貿易重視の表れ」と指摘した。ドイツと英国のメディアは「ロック氏は米国の国際貿易政策を牛耳ることになるだろう」と分析。日本メディアは「米中の貿易関係を改善するための影響力ある使節役になる」と報じた。また、中国紙・人民日報は「米国の対中貿易拡大の大きな助けになる」と報じ、経済雑誌「財経」は「米国の保護主義を緩和する役割を果たす」と歓迎した。

このほか、ウォールストリート・ジャーナルと「僑報」は、同じオバマ政権のスティーブン・チュー(朱棣文)エネルギー長官、中国系初の閣僚入りを果たしたイレーン・チャオ(趙小蘭)氏と比べ、ロック氏が最も中国と緊密な関係を持つと指摘。「米中貿易摩擦を緩和する役割を果たす人物」と期待感を表した。(翻訳・編集/NN)

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