観光庁、留学生の研修受け入れ制度を本格化―日本華字紙

Record China    2009年3月2日(月) 5時38分

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2月28日、日本の観光庁で3か月間の研修を受けていた4人の留学生が、26日に修了報告を行った。中国人留学生茹さんは、中国人の視点から見た日本旅行を考え、成果を報告した。写真は04年上海で開かれた「日中文化観光交流展」。

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2009年2月28日、日本の華字紙「中文導報」は、中国出身で現在立教大学大学院に在籍中の茹[女青](ルー・ジン)さんなど日本の観光庁で研修を受けていた4名の外国人留学生が、2月26日に修了報告を行ったと伝えた。

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研修期間は昨年12月から今年2月までの3か月間。外国人として初めて同庁に「入庁」した茹さんは、「中国人の視点から見た日本旅行の魅力と旅行PR」と題した報告で研修の成果を披露、本保芳明長官から修了証書を受け取った。茹さんは報告の中で、「中国人ネットワークを利用した日本旅行のPRや、北海道網走市の能取岬のような、日本人にはあまり知られていないが中国人旅行客に人気の観光スポットの開拓が必要」と話した。同庁の職員も、研修生たちの熱心に学び、仕事に取り組む姿勢に心を動かされたという。

観光庁は、日本政府がかねて掲げている観光立国の実現のために、08年10月に国土交通省の外局として設置された行政機関。「外国人の視点から観光行政を活性化させる」という理念に沿って、設置後まもなく外国人留学生向けの行政体験研修制度が始まった。

茹さん以外の「観光庁研修一期生」はそれぞれ韓国、イギリス、アメリカの留学生の中から選ばれたという。(翻訳・編集/津野尾)

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