麻生首相迎えた米国の「冷淡」、日米関係の変化が背景に―香港紙

Record China    2009年3月1日(日) 13時17分

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2月27日、香港紙・太陽報は麻生太郎首相の訪米と日米首脳会談について報じた。麻生首相を迎える米国の対応はきわめて「冷淡」なものだったという。写真は今年2月、北京市でテレビ局の取材を受けるクリントン米国務長官。

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2009年2月27日、香港紙・太陽報は麻生太郎首相の訪米と日米首脳会談について報じた。ホワイトハウスでオバマ大統領に会った初の外国首脳となった麻生首相だが、実際には米国の対応はきわめて「冷淡」なものだったという。

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それによると、麻生首相は24日米国を訪問、オバマ米大統領と1時間にわたり会談した。しかし同日に米議会での演説を控えていたこともあり、正式な晩さん会が開かれないなど、ある種「冷淡」な対応であったようにも見える。太陽報は、こうした米国の対応は麻生首相の不人気だけが問題ではないと指摘する。小泉時代の米国一辺倒の外交から、中国や東南アジアとの関係改善に乗り出した一方で日米同盟には変化が生じているという。

もちろん米国にとって日本が重要な同盟国であることは間違いない。米国のアジア太平洋戦略は日本を最も重要な同盟国、中国を最も有用な戦略的パートナーとするものであり、ヒラリー国務長官が訪問したように、米国の主導権のもと、日本との関係はしっかり保たれている。これに外交でポイントを稼ぎたい麻生首相の思惑が合致したものが、今回の訪米だという。(翻訳・編集/KT)

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