名前にChinaの「C」はダメ、二審で逆転「改名」へ―江西省鷹潭市

Record China    2009年2月27日(金) 21時32分

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26日、江西省鷹潭市の男性「趙C」(ジャオ・シー)さんの改名問題をめぐり、同市中級人民法院は一審判決を覆し、趙さんに改名を求める二審判決を下した。写真は古くなった身分証明書の山。

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2009年2月26日、江西省鷹潭市の男性「趙C」(ジャオ・シー)さんの改名問題をめぐり、同市中級人民法院は一審判決を覆し、趙さんに改名を求める二審判決を下した。新華網が伝えた。

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趙Cさんは貴州大学に通う大学生。今までこの名前で問題を指摘されたことは特になかった。だが、身分証明書の更新を公安当局に申請したところ「アルファベットの使用は禁止」と改名を求められる。これを不服とした趙さんは同市人民法院(裁判所)に提訴し、見事勝訴。改名は免れたかに思われた。

だが、公安側が同市中級人民法院に上告。3時間にも及ぶ激しい応酬の末、言い渡されたのは「規定の漢字を用いた名前に改名すること」。その代わり、改名にかかる費用は全て公安側の負担とした。この「命名の自由」をめぐる争いは、メディアでも大々的に報じられ、各界から大きな注目を集めた。

弁護人を務めた趙さんの父親は、「英語が達者になるようにCという名前をつけた。ChinaのCでもあったのに」と不満を隠せない。江西省社会科学院社会学所の馬雪松(マー・シュエソン)所長は「どうしてもアルファベットを使いたければ、ハンドルネームやペンネームで使えば良い」と話した。(翻訳・編集/NN)

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