<チベット>橋の下に爆発物!騒乱1周年控え警戒強まる―中国

Record China    2009年2月26日(木) 20時12分

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25日、チベット自治区チャムド地区の橋の下で爆発物が発見されたと当局が発表。容疑者は見つかっていない。写真は18日、チベット暦の新年を祝うためラサ市入りしたカナダ人タレントのマーク・ロズウェルさん。「大山」の芸名で中国人に慕われている。

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2009年2月25日、中国のチベット自治区チャムド地区で爆発物が発見されたことを自治区公安局が発表した。重さ数kgに及ぶ爆発物は橋の下に置かれていたが、この爆発物を仕掛けた人物は見つかっていない。香港紙・明報の報道。

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25日はチベット暦の元旦にあたる日だったが、ラサ市在住の僧侶が海外メディアの取材に答えたところによると、来月にも「チベット蜂起」50周年ならびに昨年の「チベット騒乱」から1周年を迎えるため新年のお祝いムードは自粛傾向で、市内は緊張状態にあるという。治安当局は1月から「犯罪取り締まりキャンペーン」を実施しているほか、外国人旅行者の立ち入りも禁止しており、街頭には多くの武装警官が巡回している。

英ロイター通信によると、自治区東部のチャムド地区は四川省・雲南省・青海省の3省に隣接しているが、爆発物が発見された橋の具体的な位置は明かされていない。なお、同地区は漢族、チベット族、回族、ナシ族など21民族が居住しており、人口に占める少数民族(漢族以外の民族)の割合は98%に達しているという。(翻訳・編集/愛玉)

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