清朝の「略奪」ブロンズ像、中国系の人物が買い戻した?―中国メディア

Record China    2009年2月27日(金) 11時21分

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25日、パリで開催した故イブ・サンローラン氏の遺品オークションで、19世紀に中国から略奪された十二支の頭部ブロンズ像2点が出品され、総額約35億円で落札された。中国側は返還の申し立てを行っている。写真は問題のブロンズ像(レプリカ)。

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2009年2月25日、パリの大展示場グラン・パレで開催された故イブ・サンローラン氏の遺品オークションで、19世紀に中国清朝の離宮・円明園から略奪された十二支の頭部ブロンズ像2点が出品され、各1400万ユーロ(約17億4600万円)、総額約35億円で落札された。新華社の報道。

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ウサギとネズミをの頭部をかたどったブロンズ像は、アヘン戦争時に英仏連合軍により略奪されたもので、中国側は競売中止の申し立てを行っていた。23日、パリの裁判所はこの訴えを棄却。24日、中国外交部の馬朝旭(マー・チャオシュー)報道局長が定例記者会見上で、像の返還を重ねて要求している。オークション主催のクリスティーズは「法的に問題ない」と主張していた。なお、12体あるブロンズ像のうち、5体はすでに中国が買い戻している。残る5体は現在も行方不明。

落札者の身元は明らかにされておらず、さまざまな憶測が飛んでいる。米・ブルームバーグ社の報道は、「氏名を伏せた人物がクリスティーズで現代アートや印象派の美術品を担当するThomas Seydoux氏を通じ、電話で競り落とした」としている。また、米紙ニューヨーク・タイムズの報道では、そのSeydoux氏による推測として「2体のブロンズ像を競り落としたのは同一人物かもしれないが、具体的に誰かということはわからない」と報じた。

さらに27日付の新京報は、国内のオークション会社で古書籍を扱う拓暁堂(トゥオ・シアオタン)氏のコメントとして「多くの競り主が身分を明かさないために、電話で競売に参加するのは国際的に珍しいことではない。その際、競売主催機関の幹部に代行を依頼するケースは少なくない」としている。また、「今回の競売に参加した多くが欧米人だったことは事実だが、彼らがこのブロンズ像に興味を示すとは考えにくい。買い取ったのは、中国系の人物である可能性は非常に高い」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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