<環境汚染>悪化にストップ、改善に大きな成果―中国

Record China    2009年2月27日(金) 8時50分

拡大

25日、中国では環境汚染が深刻だが、近年来にわたり行われてきた汚染防止事業によって、悪化傾向の改善に大きな成果が見られたと伝えられた。写真は07年4月、安徽省の巣湖に流れ込む廃水。

(1 / 3 枚)

2009年2月25日、人民日報によると、経済成長とともに中国の環境汚染が深刻となっているが、近年来行われてきた汚染防止事業によって、環境改善に大きな成果が見られたと全国汚染防止事業の会議で報告された。

その他の写真

2006年から始まった政府の第11次5カ年計画により、中国全土の地表水の水質が全体的に安定し、高マンガン酸塩指数は年平均で濃度が20.8%下がったほか、一部の流域で年々水質が改善。中国の7大水系の観測では、水資源としての利用ができないとされる「劣V類」の断面の比率は5.2ポイント減少した。また、都市部の大気汚染も全体に改善され、環境保護重点都市の大気質の優良率は5.8ポイント上昇。全国の都市で大気中の二酸化硫黄の濃度が年平均で15.8%下がり、空気中の粒子状物質も11%減少した。

改善事業の強化により、都市部における環境保護にも大きな進展が見られた。05年以降、都市部での医療廃棄物の集中処理率は6ポイント上昇し、生活ゴミの無害化処理率も8ポイント近い伸びを見せたほか、生活排水の集中処理率は35ポイント上昇した。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携