2009年2月24日、24日付香港・経済通によると、中国大手保険会社である中国平安保険（集団）股〓（にんべんに分）有限公司の馬明哲董事長（最高責任者）が、08年度の役員報酬をすべてカットされる見通しとなった。同社広報担当の盛瑞生氏が認めた。

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出資するベルギーの金融サービス大手、フォルティス・グループ株に対する損失が響き、08年度の業績が大幅に悪化するとみられる中、社内からの風当たりが強くなったための措置とされる。

馬董事長は「高給取り」として有名。07年度の税引き前の役員報酬は6616万元で、中国本土に上場する企業の中で最も高い役員報酬を得たことになる。うち全体の93％が役員賞与やストックオプションによるもの。あまりに高額なため、08年中旬に開かれた第11期全国人民代表大会（全人代）常務委員会第4次会議でも議題に上った。（翻訳・編集/KS）