<中華経済>09年度予算案、財政赤字は過去最大に―中国

Record China    2009年2月25日(水) 7時50分

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24日、中国政府が3月5日に開幕する全国人民代表大会に提出する09年度の予算案が固まった。財政赤字は9500億元を見込んでおり、建国以来最大の規模となる。写真は内需拡大を目的に発行された観光消費券。

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2009年2月24日、23日付信息時報によると、中国政府が3月5日に開幕する全国人民代表大会に提出する09年度の予算案が固まった。財政赤字は9500億元を見込んでおり、建国以来最大の規模となる。

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財政部関係者が明らかにした。財政部は昨年11月から09年度予算案の検討を開始。当初は2800億元の財政赤字を見込んでいたが、その後4回の修正を経て、最終的に9500億元までに増やした。

財政部によると、1月の財政収入は6131億6100万元と前年同月より17.1%減少し、減少幅は04年以来最大となった。景気減速を背景に税収の伸びが鈍化していることが要因だ。一方で財政支出は、内需刺激策の実施で今後も増えることが予想される。財政部の謝旭人部長は先ごろ、「09年度の財政収支は非常に厳しい状況。最も困難な時期は第4四半期だろう」との見方を示した。

アナリストによれば、中国政府は財政赤字の増加分のほとんどを国債発行によって穴埋めするとみられる。中国の09年の国債発行額は1兆5000億元と、08年の8558億元の約1.5倍に増える見通しだ。(翻訳・編集/HI)

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