<金融危機>情報通信見本市、中国からの参加企業が激減―ドイツ

Record China    2009年2月24日(火) 19時50分

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23日、ドイツで開催される世界有数の国際情報通信技術見本市(CeBIT)への参加企業が例年より減っていることがわかった。特に中国や韓国などアジアの中小企業が出展を見合わせ、全体で前年比25%減少。写真は広東省東莞市のパソコン製造工場。

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2009年2月23日、環球時報によると、ドイツメディアは、金融危機の影響を受け、毎年ドイツのハノーバーメッセで開催される世界有数の国際情報通信技術見本市(CeBIT)への参加企業が例年より減っていると伝えた。特に中国や韓国などアジアの中小企業が出展を見合わせ、全体では昨年と比べ25%の減少が見られた。

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参加企業が減少した主因は、中小ソフトウェア会社や、中国や韓国などの通信設備業者が出展を見合わせたこととみられている。昨年の金融危機以来、近年著しい発展を遂げていた中国のIT・通信業界は多大な影響を受けており、今回の展示会に出展登録のあった中国企業はこれまでに311社(うち94社は香港企業)となっている。

2002年以降、CeBITに参加する中国企業は爆発的に増加してきた。02年に25社が出展して以来急増を続け、08年には651社となった。07年以降、国別のCeBIT参加企業数はドイツに次ぐ2位となっている。しかし、今回は大企業さえも出展を見合わせた。

中国企業の出展は主にデジタル設備やネットワーク通信の関連企業で、コンピューターや周辺機器、ネットワーク通信設備や部品を扱う企業も含まれる。専門家によると、「これまで出展した企業はいわばローテクを専らとしていた。しかし、今回参加した企業はハイテク分野。中国の国際市場での地位が変わりつつある」と分析している。(翻訳・編集/小坂)

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