<ココシリ>手つかずの自然残る、年間1000人限定で観光解禁―青海省

Record China    2009年2月24日(火) 22時15分

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23日、原始的な生態環境が世界で最も完全に保護されている地区の1つ、チベット高原に位置するココシリの「無人地帯」が年間1000人の観光客に限り開放されることとなった。

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2009年2月23日、新華社通信(電子版)によると、原始的な生態環境が世界で最も完全に保護されている地区の1つ、チベット高原に位置するココシリ(可可西里)の「無人地帯」が年間1000人の観光客に限り開放されることとなった。

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ココシリは青海省西北部に位置し、新疆ウイグル自治区とチベット自治区に隣接する約4万5000平方キロメートルの地区。平均海抜は4600m以上、気象条件など自然環境が厳しいため、世界で3番目、中国で最大の無人地区となっており、原始的な自然状態がほぼ完璧に維持されている。特に草原や砂漠、湿地帯など、高原特有の生態系や動植物の存在は世界でも稀で、その希少性と観光資源としての価値は高く評価されている。

可可西里生態探険旅行社有限公司の責任者によると、今回許可された観光ツアーは、ココシリの自然環境を保護するため各組15人以内、年間1000人以内に制限されている。また、参加希望者に対しては、環境保護に関する注意事項厳守を求めるだけでなく、中継都市となる同省ゴルムド市に到着後に健康診断を義務づけ、高血圧などの病状がある観光客にはツアー参加を認めないなど、安全面も考慮した厳しい条件が付けられている。(翻訳・編集/HA)

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