<コリアンタウン>金融危機で帰国者が急増、空き家目立つ―北京市

Record China    2009年2月23日(月) 13時44分

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22日、世界的な金融危機の影響で、北京のコリアンタウンから韓国人が続々と姿を消している。借り手がいなくなった同地区では賃貸物件の家賃崩壊が始まった。写真は北京のコリアンタウン「望京」地区。

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2009年2月22日、世界的な金融危機の影響で、北京のコリアンタウンから韓国人が続々と姿を消している。借り手がいなくなった同地区では賃貸物件の家賃崩壊が始まった。法制晩報が伝えた。

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北京東部の「望京」や北西部の学生街「五道口」には、韓国人駐在員や留学生が多く住むコリアンタウンが形成されている。ここ数年は需要の急増に伴い、不動産の賃貸価格も増加の一途を辿っていた。だが、世界的な金融危機によるウォン安の影響で、昨年後半から帰国する韓国人が急増。旧正月明けの入居者数は前年同期比30%減少し、賃貸価格も同10%安にまで落ち込んだ。

韓国人会の朴紀英会長によると、望京地区にいた7万人の韓国人のうちすでに2万人がこの地を離れた。うち2割は家賃の安い別の場所に引っ越したという。北京の大手不動産仲介会社「我愛我家」と「中大恒基」は、韓国人の撤退は今後も続き、コリアンタウンの賃貸価格は最終的に同20%安にまで下がる可能性が高いとの見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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