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<中仏>略奪された文化財、中国側の競売禁止申請を受け裁判所は緊急審理へ―パリ

配信日時:2009年2月23日(月) 12時33分
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21日、19世紀に英仏連合軍の略奪に遭い、海外に流出したとされる「円明園」の文化財がパリでオークションにかけられることとなり、その中止を求めて中国側は、出品の差し止めを仏司法当局に申請した。写真は中国で展示される十二干支像の複製品。
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2009年2月21日、19世紀に英仏連合軍の略奪に遭い、海外に流出したとされる清代の離宮「円明園」の文化財が、仏時間の2月25日19時から開催予定のパリでのオークションにかけられることとなり、その中止をめぐって中仏間で争われている問題で、中国側は19日、出品の差し止めを仏司法当局に申請した。新華社電が伝えた。

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騒動の発端となっているのは、円明園の国宝級文化財・十二干支像のうちネズミと兎の2体。現在の所有者は、英競売大手のクリスティーズだが、中国では劉洋(リウ・ヤン)弁護士を代表に、総勢80人以上からなる弁護団が、オークションの中止と中国への返還を求める声明を発表するなど、反発が強まっていた。

中国側は19日、仏司法当局に「財産の保護」を求め、禁止令の適用を申請した。フランスでは、オークションを禁止しないと訴訟に影響が及ぶ可能性がある場合、禁止令を裁判所に申請すると、法的に出品を差し止めることができる。記事によると、パリ市内の裁判所で仏時間の23日午前11時半から、緊急に審理が行われる予定。(翻訳・編集/SN)

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