2009年2月20日午後、北京で行われた2009年広電発展フォーラムで、国家ラジオ映画テレビ総局（広電総局）企画院の姜文波（ジアン・ウェンボー）院長が、既に地上デジタル放送を開始している北京、深センなど8つの都市を含む37都市で、年内に地上デジタル放送を開始し、3年以内に全国での放送開始を実現すると述べた。21日付新京報が伝えた。

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国家広電総局では25億元（約345億円）を投じて地デジ放送導入を進める計画で、現在までの投入額は5億元（約69億円）。全国に現在1万か所以上の送信所があり、これがそのまま地デジの送信所となると姜院長は話す。全ユーザーが地デジを受信出来るようになった後、アナログ放送は終了するという。

しかし、ある電器メーカーの技術代表によれば、地デジ放送は省単位で放送されているため、各地の放送局が支持する技術が異なり、広電総局の推奨している一体型テレビは多くの省都では受け容れられないだろうし、メーカーも大量生産には消極的だと話す。北京では08年1月1日から地デジ放送を開始し、7つの無料チャンネルがあるが、番組数が少ないため、ユーザーはあまり増えていないというのが現状だ。（翻訳・編集/中原）