<麻薬>中毒者が増加、女性と若年層が大幅に増える―上海市

Record China    2009年2月23日(月) 14時55分

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20日、上海市薬物乱用撲滅部門の発表によると、近年上海市での麻薬中毒患者が増加しており、主に青少年や女性が中心となっていることがわかった。写真は遼寧省瀋陽市の麻薬更正所。

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2009年2月21日、上海薬物乱用撲滅部門の20日の発表によると、ここ数年上海市における麻薬中毒患者は増加しており、特に青少年や女性が中心となっていることがわかった。中国新聞網の報道。

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08年の上海市における麻薬中毒患者は3万2000人を越え、そのうち35歳以下が約半数を占めた。さらに、女性の患者数も増加しており、同年代の男性よりも多い事がわかった。

上海市禁毒弁公室(薬物乱用禁止事務室)の周偉航(ジョウ・ウェイハン)主任は、現在同市では女性の中毒患者が大幅に増加しており、また中毒者の低年齢化が進んでいると指摘する。主な原因は女性の社会進出が活発化していることと、就業年齢が年々若くなっていることをあげる。バーやクラブなど治安が不安定で誘惑も多い場所で働くのは、女性のほうが多い。また社会における競争力が比較的弱い女性は、様々なプレッシャーから麻薬の誘惑に負けてしまうのではと分析する。

警察ではおとり捜査や各部門と連携して取り締まりにあたり、関連機関を設立して、捜査への協力者を奨励するとしている。(翻訳・編集/中原)

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