<化学汚染>市民が飲用水を買い占め―江蘇省塩城市

Record China    2009年2月21日(土) 1時1分

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20日、江蘇省塩城市で化学物質による水質汚染を原因とした断水が発生。スーパーなどでは市民によるミネラルウォーターの買い占めが起きている。

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2009年2月20日、中国新聞社によると、江蘇省塩城市で化学物質による水質汚染を原因とした断水が発生。スーパーなどでは市民によるミネラルウォーターの買い占めが起きている。

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塩城市は人口815万人を誇る江蘇省で2番目の大都市。20日早朝、市内に2か所ある浄水場のうちの1か所で水に異常が発見されたため、市政府は水の供給を急きょストップ。市内の中心地区で広範にわたって断水が発生した。

検査の結果、水がフェノール化合物で汚染されていたことが判明。専門家は「フェノール化合物は農薬や染料、工業廃水などに含まれており、汚染された水は人体に悪影響を及ぼすため飲用には適さない」と指摘している。

水質汚染の原因について、関係者は「運搬船の事故などによって化学物質が川に流出したか、化学工場などが汚水を無許可で排出した可能性が高い」としており、市政府では現在調査を進めている。

一方、市民は飲料水確保のためミネラルウォーターを求めてスーパーなどに殺到。買い占め騒動が起きている。(翻訳・編集/HA)

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