<就職難>中国も超氷河期?!キャリアウーマンが家政婦に殺到―米メディア

Record China    2009年2月21日(土) 8時33分

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20日、米国メディアはこのほど、「中国のキャリアウーマンが家政婦やお手伝いに転職」との記事を掲載し、不景気による中国の就職・転職事情の厳しい状況を紹介しているという。写真は家政婦派遣会社で指導を受ける大学新卒者。

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2009年2月20日、環球時報によると、AP通信は19日付で「中国のキャリアウーマンが家政婦やお手伝いに転職」との記事を掲載し、不景気による中国の就職・転職事情の厳しい状況を紹介している。

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記事によると、学歴差別の強い中国ではつい最近まで、親は子供に対して「勉強しないと将来家政婦や清掃員にしかなれない」などと注意して来た。しかし就職難の現在はこうした状況も一変し、多くのキャリアウーマンが自ら進んで家政婦などの職業を選択しているという。

広州市の家政婦派遣会社の責任者は「以前は大卒を採用したことはなかったが、昨年8月以降状況が急変。500〜600人の応募者のうち、90%が高学歴者だった」と驚きを隠さない。

また、就職関連サイトを運営する責任者は「高学歴者やホワイトカラーたちが、以前には考えられなかったような仕事を探すケースがますます増えて来ている」とし、「レストランや販売員、家政婦などへの就職・転職が増加している」と語る。こうした状況について、同責任者は「外資系企業の多くが求人を昨年10月以降中止しており、選択肢がかなり減っていることも影響している」と分析している。

一方、「確かに就職難だがレベルを家政婦まで落とすのは極端すぎる。勉強に費やした自分の時間の浪費に他ならない」と反発している大学生もいる。(翻訳・編集/HA)

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