<CTR特別提供・中国実態調査>不況知らずの化粧品とバス・トイレタリー業界、男性用が急成長

Record China    2009年2月22日(日) 5時24分

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20日、昨年の中国広告業界で有力広告主として注目されたのは化粧品およびバス・トイレタリー関連の企業だったが、金融危機が減速の後押しとなることはないとの分析報告がなされた。写真はスキンケア用品メーカー・OLAYの販売カウンター。

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2009年2月20日、昨年の中国広告業界で有力な広告主として注目されたのは化粧品およびバス・トイレタリー関連の企業だったが、08年1〜11月の調査によると、この両業界が投じた広告費の総額は623億元(約8410億円)に達し、前年同期より14%の成長を見せたことがわかった。これは広告業界全体の20%を占める数字だ。中国の大手調査会社・CTR市場研究の特別提供記事。

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08年は5月に発生した四川大地震と8月に開催した北京五輪、そして世界規模で巻き起こった金融危機などが中国の広告業界を大きく揺り動かした。しかし化粧品、バス・トイレタリー業界においては、これらが減速の後押しとなることはなく、さらなる成長が見込まれている。近年の生活水準向上により、消費者らは「腹を満たす」ことよりも、生活の質を追求することに関心をシフトさせているからだ。P&GやOLAYに代表される内外メーカーは、まさにその消費者のニーズをつかみ、「健康」「自信」などのキーワードを駆使して長年に渡るPR作戦を展開してきた。それによって中国の消費者に、衛生や美容に関する恒常的な消費要求を植え付けることに成功したのである。

化粧品業界の成長はとくに著しい。08年11月の調査では、スキンケア用品・コスメ用品・香水・ヘアケア用品の広告投入額は前年同期に比べ、それぞれ34%・32%・28%・19%の増加となっている。また、これは世界的傾向だが、男性用化粧品が爆発的成長の兆しを見せていることも見逃せない。中国香料化粧品工業協会の推算によると、08年の男性用化粧品の国内売り上げは4億元(約54億円)、2010年には10倍の40億元(約540億円)に達すると見られている。

08年1〜11月の化粧品、バス・トイレタリー企業の広告投入額ベスト10は以下の通り。

1位・OLAY(オーレイ)(米・スキンケア用品) 前年比25%増

2位・ロレアル(仏・ヘアケア用品) 同99%増

3位・コルゲート(米・歯磨き粉) 同1%減

4位・クレスト(P&G) (米・歯磨き粉) 同6%減

5位・LUX(ユニリーバ)(蘭・ヘアケア用品、石けん) 同5%減

6位・覇王化粧品(中・シャンプーなど) 同42%増

7位・ポンズ(米・フェイシャルケア用品) 同22%増

8位・CLEAR(ユニリーバ)(蘭・シャンプー) 同15%増

9位・REJOICE(P&G) (米・シャンプー) 同27%減

10位・パンテーン(P&G) (米・シャンプー) 同3%増(翻訳・編集/愛玉)

■CTR市場研究

本社を北京に置く中国の大手調査会社。国内最大の調査網を持ち、市場調査と分析、コンサルティングを業務とする。消費者指数、消費動向、メディア戦略、医療、自動車、金融、電子通信機器などの幅広い分野で展開する。

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