中国の貨物船、ロシア海軍に砲撃され沈没=中国人船員7人が行方不明―ロシア

Record China    2009年2月19日(木) 9時59分

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2009年2月18日、中国外交部は今月15日にロシア東部・ナホトカ市沖で沈没した中国企業所有の貨物船が、ロシア海軍の攻撃によって沈没したことを発表した。写真は2005年、中ロ海軍の合同演習。

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2009年2月18日、中国外交部は今月15日にロシア東部・ナホトカ市沖で沈没した貨物船が、ロシア海軍の攻撃によって沈没したことを発表した。環球時報が伝えた。

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問題の貨物船はシエラレオネ船籍のニュースター号。船主は広州明洋船務有限公司。当初、ロシア海上救急センターは「天候のため」沈没したと発表したが、17日にロシアメディアが海軍の砲撃により沈没したことを明かした。18日、中国外交部も攻撃による沈没であることを確認した。

砲撃にいたる背景はまだ不明。密輸の嫌疑があったニュースター号が停船命令を無視し逃走を続けたため、あるいは取引先とトラブルになり船が接収されそうになり逃走したなど、複数の説がある。外交部の発表によると、中国人船員10人のうち7人が行方不明となっている。またインドネシア人船員6人が乗り込んでいたことも判明しているが、その安否は不明となっている。沈没するニュースター号を撮影したロシア艦艇の記録が発表され、中国の動画共有サイトでも公開された。沈没する船を撮影するのみで、遭難者の救出作業を行わなかったとも指摘されており、中国では批判が高まっている。(翻訳・編集/KT)

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