新卒者6割以上が中国本土での就職を希望―香港

Record China    2009年2月17日(火) 10時43分

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15日、今年香港の大学を卒業する学生の60%以上が中国本土での就職を考えていることが、最近の調査で分かった。希望する都市は上海、業種は金融が最も多かった。写真は08年11月、香港大学の卒業生たち。

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2009年2月15日、中国新聞社によると、香港では間もなく就職活動のピークを迎えるが、香港の大学生の60%以上が中国本土での就職を考えていることが、最近の調査で分かった。

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調査は今月香港人材交流センターと香港文官・専門職総会が合同で行ない、回収された調査票のうち有効回答は550件で、今年卒業を迎える学生はその内の3分の1にあたる。中国本土での就職を考慮する要素として、「キャリアアップのため」、「本土で就職する人が多いから」、「見聞を広げるため」を選ぶ人が多く、それぞれ新卒者回答者の55%、53%、51%が選択した。一方、「景気後退で、香港では職が見つかりにくいため」を選んだ人は26%に留まった。

希望する都市は上海が52%と最多で、2位は北京の22%、3位は広州の12%となった。業種別では金融業を希望する人が27.5%と最も多く、他には貿易、通信、教育、サービスなどの業種があがった。

一方、中国本土での就職は考えていないと答えた学生は約30%。その理由として「治安が心配」、「家族や友人と離れるのが心細い」、「給与が少ない」、「労働スタイルの相違が大きい」を選んだ人が多く、それぞれ64%、52%、39%、38%が選択した。(翻訳・編集/岡田)

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