<パンダ最南端>野生で発見、環境保護で生息地が拡大―四川省

Record China    2009年2月14日(土) 20時22分

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12日、05年に四川省洪雅県の瓦屋山で初めて野生のパンダが生息している痕跡が見つかったのに続き、同地で再びパンダの生息が確認されたことが分かった。写真は瓦屋山。

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2009年2月12日、中国新聞社によると、05年3月に四川省洪雅県の瓦屋山で初めて野生のパンダが生息している痕跡が見つかったのに続き、同地で再びパンダの生息が確認されたことが分かった。

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2月9日、瓦屋山自然保護区の燕遠村に野草摘みに来ていた住民が、標高約2000mの場所で大人のパンダが1頭、山藤の枝に絡まっているのを発見した。現地の林業野生保護部門や住民が救出活動にあたり、10日未明、救出されたパンダは森へ返された。パンダはオスで、体重は約120kg。

パンダ研究の専門家は、瓦屋山自然保護区はパンダが生息する最南端にあたり、野生のパンダが見つかった意義は大きく、生態環境保護に成果が表れた結果であると指摘しており、四川省の野生パンダが生息可能な地域が広がったと述べた。

現在、四川省には37のジャイアントパンダ自然保護区があり、野生パンダの数は1206頭に上り、全国の76%を占める。今年から新たに3つの自然保護区を設け、パンダの保護と研究にさらに力を入れていく。(翻訳・編集/岡田)

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