2009年2月11日、第28回香港電影金像奬の全19部門のノミネートが発表された。ノミネート最多は「レッドクリフ PartI」の15部門。日本映画からは「容疑者Xの献身」が「最優秀アジア映画」で候補作品に選ばれたほか、作曲賞で日本人3人も候補に挙がった。授賞式は4月19日、香港文化センターで行われる。大手ポータル・新浪(SINA)エンタテイメント版の報道。

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「香港電影金像奬」は中国語圏で最も知名度の高い映画賞で、「香港のアカデミー賞」とも称される。これまでに最優秀作品賞として「男たちの挽歌(87年/ジョン・ウー監督)」「恋する惑星(95年/ウォン・カーウァイ監督)」「グリーン・デスティニー(01年/アン・リー監督)」「少林サッカー(02年/チャウ・シンチー監督)」「インファナル・アフェア(03年/アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督)」などそうそうたる作品が受賞している。以下は今年の主なノミネート。

【最優秀作品賞】

レッドクリフ PartI(ジョン・ウー監督/トニー・レオン主演)

ミラクル7号(チャウ・シンチー監督＆主演)

生きてゆく日々(アン・ホイ監督/リョン・チョンルン主演)

画皮(ゴードン・チャン監督/ジョウ・シュン主演)

葉問(ウィルソン・イップ監督/ドニー・イェン主演)

【最優秀主演男優賞】

トニー・レオン(レッドクリフ PartI)

ドニー・イェン(葉問) など

【最優秀主演女優賞】

バービィー・スー(保持通話)

ジョウ・シュン(画皮) など

【最優秀助演男優賞】

チャン・フォンイー(レッドクリフ PartI)

チャウ・シンチー(ミラクル7号) など

【最優秀助演女優賞】

ヴィッキー・チャオ(レッドクリフ PartI)

スン・リー(画皮) など

【最優秀新人賞】

リン・チーリン(レッドクリフ PartI)

シュー・チャオ(ミラクル7号) など

【最優秀アクション設計】

サモ・ハン(三国志、葉問) など

【最優秀作曲賞】

岩代太郎(レッドクリフ PartI)

藤原育郎(画皮)

川井憲次(葉問) など

【最優秀アジア映画賞】

誠実なおつき合いができる方のみ(フォン・シャオガン監督/グォ・ヨウ主演)

海角七号(サミュエル・ウェイ監督/ヴァン・ファン主演)

容疑者Xの献身(西谷弘監督/福山雅治主演)

花の生涯〜梅蘭芳〜(チェン・カイコー監督/レオン・ライ主演)

戦場のレクイエム(フォン・シャオガン監督/チャン・ハンユー主演)(翻訳・編集/愛玉)