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9日、重慶市南岸区の住宅団地で、1匹の捨て犬が息も絶え絶えなところを住民に発見され保護された。けなげに生きる姿に団地の人々は心を打たれ、なんと現在100人近くの住民たちが捨て犬を看病している。
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2009年2月9日、重慶商報によると、1月末に重慶市南岸区の住宅団地で、1匹の捨て犬が息も絶え絶えなところを住民に発見され保護された。
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哀れな捨て犬を最初に保護したのは、同団地に住む賀(ホー)さん。1月30日、賀さんは愛犬と散歩中、瀕死状態の生後3〜4か月くらいの犬を草むらで見つけた。愛犬家の賀さんは長年犬を飼ってきた経験から、この捨て犬は急性伝染病「ジステンパー」であると判断。人に感染することはないが、幼犬に多く見られ、死に至ることも多い。翌日気になってもう1度見に行ってみると、捨て犬は虫の息だがまだ生きている。見捨てられなくなった賀さんは、捨て犬に食べるものを与え始めた。
すぐに死んでしまうだろうと思われていた捨て犬だが、その後何とか持ちこたえ、病状も回復の兆しがみえつつある。そのけなげに生きる姿に団地の人々は心を打たれ、なんと現在100人近くの住民が捨て犬を看病している。
昨年の四川大地震で、36日間もがれきの下敷きになりながらも生き延び、一躍「奇跡のブタ」として有名になった「堅強(ジエンチアン)くん」にならい、「犬の堅強くん」という呼び名もつけられた。簡易テントの犬小屋も設けられ、エサや薬を与えながら「犬の堅強くん」の1日も早い「奇跡的回復」を多くの人が見守っている。(翻訳・編集/MY)
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