完成した鄭和の船に、大航海のロマンを見る―江蘇省南京市

Record China    2006年9月25日(月) 8時34分

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鄭和が航海に使った古代の巨船が復元され、一般公開が開始された。

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2006年9月24日、江蘇(こうそ)省南京(なんきん)市の宝船厰(ボウセンチュウ)遺跡公園で、鄭和(ていわ)の大航海に使われた船が一般公開された。この巨大な船は復元されたものだが、当時鄭和が航海に使用した船と同じサイズだという。船は全長63.25mで幅13.8m。マストの高さは38mあり、排水量1300トンという巨大なもの。現在船内には中国の古代造船や航海などの資料と写真が展示されており、3か月後にこの船は中国の古代航海科学技術博物館となる予定だ。鄭和は明代の人で、中国史上最も傑出した航海家である。15世紀初に大艦隊を率いて東南アジア、インド、そしてアフリカにまで遠征した。復元船がある宝船厰遺跡公園は、中世最大の造船所跡に作られた公園で、鄭和の帆船が建造されたといわれる。

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