<ビール>熾烈さを増す市場競争、外資を中心に業界編成が加速―中国

Record China    2009年2月10日(火) 5時13分

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9日、中国高級ビール市場で、過酷な生存競争と熾烈なシェア争いが繰り広げられている。写真は北京で開かれたビール・飲料水技術設備の国際見本市。

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2009年2月9日、「中国経済週刊」によると、中国ビール市場で、過酷な生存競争と熾烈なシェア争いが繰り広げられている。シェアをさらに伸ばしたい少数の大企業と、生き残りをかける多数の中小ブランドの思惑が交錯しながら、業界再編が加速している。

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中国高級ビール市場は、「青島ビール」の株式27%を所有し、「バドワイザー」などのブランドをもつ世界シェア第1位のアンハイザー・ブッシュ・インベブ社と、「華潤雪花」の株式49%を所有する世界シェア2位のSABミラー社、そして両社に食い下がるのは、外資提携していない「燕京ビール」で、現在三つ巴の状態だ。

業界編成の波は止まりそうにない。2009年3月には、日本のアサヒビールがアンハイザー・ブッシュ・インベブ社から「青島ビール」の株式19.9%を購入する予定だ。

英国の飲料業界オンラインポータルJust-drinks.comによると、アジア・太平洋地区のビール消費量は、中国での増加に牽引される形で、2013年には2006年と比べて125%の増加、1350万キロリットルが見込まれている。専門家は、「ビール市場は今後5年以内に成熟期を迎え、消費者の量から質への意識の転換が起こり、競争力のない中小ブランドの淘汰が進むだろう」と分析している。(翻訳・編集/津野尾)

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