「史上最高の中華美女」ブリジット・リンが銀幕に復活?カーウァイやツイ・ハークが熱烈ラブコール―香港

Record China    2009年2月10日(火) 1時14分

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伝説の女優ブリジット・リンが、今年にも銀幕に返り咲くのでは?との報道が飛び出した。巨匠・ツイ・ハークやウォン・カーウァイが熱烈なラブコールを送っているという。写真はブリジットと監督らの晩餐会。

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2009年2月7日、数多くの映画人に「最高の美女」の称号を与えられた伝説の女優ブリジット・リン(林青霞)が、今年にも銀幕に返り咲くのでは?との報道が飛び出した。映画監督のツイ・ハーク(徐克)やウォン・カーウァイ(王家衛)が熱烈なラブコールを送っているという。チャイナフォトプレスの報道。

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現在54歳のブリジットは73年のデビュー以来、中華圏最高の美女として銀幕に君臨してきた。スラリとした長身にキリリとした顔立ちのクール・ビューティーで、ことに「スウォーズマン/女神伝説の章(92年)」で見せた男装の麗人姿は中国語映画界の歴史に残る美しさを誇り、本人も「最も気に入っている作品」としている。中華圏で絶大な人気を誇る作家の金庸は彼女を評して「無人匹敵的美貌」とし、映画監督のツイ・ハーク(徐克)は「50年に1人の美人」と言い放ち、同じく映画監督のジョン・ウー(呉宇森)は「彼女を撮らずして、映画を撮ったとは言えない」と絶賛、香港を代表する美人女優のマギー・チャン(張曼玉)が「わたしの美貌など彼女に遠く及ばない」と認めたほどなのである。

しかしブリジットは94年、世界のトップ富豪に名を連ねる●李原(●=「形」のつくりをおおざとに)氏との結婚を境に芸能界を引退、3女の母として女性の幸せを享受してきた。しかし、そんな彼女に復活のラブコールを送り続けるのが映画監督のウォン・カーウァイ(王家衛)だ。ブリジットの引退直前に「恋する惑星(94年)」で彼女を起用したウォン監督は、同作でブリジットにトレンチコートにブロンドのカツラを身に着けたドラッグ・ディーラーというエキセントリックな役どころを与え、そのハードボイルドな美に磨きをかけた。

今月5日、そのウォン監督がブリジットを招き、香港のコーズウェイ・ベイで晩餐を愉しむ姿が激写された。席にはウォン映画の常連俳優トニー・レオン(梁朝偉)や妻のカリーナ・ラウ(劉嘉玲)、美術監督のウィリアム・チョン(張叔平)などそうそうたる面子が集結した。ブリジットは昨年10月、久々にメディアの前に姿を現し「もしも信頼できる旧知のスタッフの下、ふさわしい脚本が準備できるならば…」と復帰の意向をもらしており、ウォン監督が次作として準備している「一代宗師」、あるいはブリジットが敬愛する台湾の人気作家・白先勇(バイ・シエンヨン)の映画化作品で出演を打診している模様だ。(翻訳・編集/愛玉)

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