<鳥インフル>ウイルスの核心構造を解明=治療薬開発に期待―中国

Record China    2009年2月8日(日) 20時43分

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2009年2月6日、中国科学院生物物理研究所は鳥インフルエンザウイルスの核心部分であるRNAポリメラーゼのPAサブユニットの働きを解明したと発表した。新たな治療薬開発の助けになるという。写真は今年2月、ニワトリの予防接種。

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2009年2月6日、中国科学院生物物理研究所は鳥インフルエンザウイルスの核心部分であるRNAポリメラーゼのPAサブユニットの働きを解明したと発表した。新たな治療薬開発の助けになるという。6日付で新華社が伝えた。

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この研究は中国科学院生物物理研究所の劉迎芳(リウ・インファン)研究員率いる研究チームと饒子和(ラオ・ズーフー)院士率いる南開大学、清華大学、生物物理研究所の連合実験室が共同で取り組んだ。すでに、この成果は英著名科学誌「ネイチャー」のオンライン版に掲載された。

鳥インフルエンザウイルス研究ではウイルスの複製に重要な役割を果たしているRNAポリメラーゼの解明が重要な課題となっていた。RNAポリメラーゼはPB1、PB2、PAのタンパク質サブユニットから構成されているが、なかでもPAの解明が遅れていた。今回の研究はウイルスの複製機能におけるPAの重要な分子機構を解明し、新たな治療薬開発の基礎を築くものとなった。(翻訳・編集/KT)

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