2009年2月6日、スーツに身を包み、手に花束とプレゼントを携えた男性が量販店の前で2日から立ち続けている。女性は男のストーカーまがいの行為のため退職、引っ越しを余儀なくされた。7日付武漢晩報の報道。

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この男性、陳（チェン）さん（25歳）は昨年1月に、会社のレクリエーションで程（チョン）さんと知り合った。その後陳さんは程さんに猛アタックするも、全て拒絶されていた。しかし一向にめげない陳さんは、彼女の勤める店の前で待ちかまえ、出てきたところに花束を渡して跪いたり、彼女の足にしがみついたり、挙げ句の果てには彼女がトイレに立ったすきをねらって抱きついてきたり、と次第に行動はエスカレートしていった。

程さんは勤務店舗をいくつか変えてもらったが、転勤先を陳さんはことごとく捜し当て、毎日花束を持って店先で待ちかまえる始末。程さんは恋人や兄に付き添ってもらい、陳さんの両親を捜し出して直談判に挑んだ。陳さんは「天に誓って二度とつきまといません」と約束しても、翌日にはまた花を持って彼女の家近くで待っている。程さんはやむなく引っ越し、ついに今年1月26日退職した。「彼女は営業成績も良く、会社は店長候補にと考えていたのに、退職に追い込まれた」と彼女の同僚は悔しそうに話す。

付近で靴磨きをしている李（リー）さんによると、多くの人が諭しても彼は無言で微笑を浮かべるだけだという。傍観していた老人は「恋愛は相手あってのことだからね」と呆れている。（翻訳・編集/中原）