Record China 2009年2月7日(土) 15時58分
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5日、中国で20代の若い母親が出産後にうつ病にかかるケースが増えている。一人っ子政策による少子化から、出産や育児に対する精神的重圧が大きくなっているという。資料写真。
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2009年2月5日、毎日新報によると、中国で80年代生まれの「ヤンママ」が、子供を出産してからうつ病になるケースが増えている。20代の若い母親は精神的にもろい部分が多く、家族や周囲の人と口論をするケースも多いという。
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天津の機関が行った調査によると、80年代に生まれた若い母親の30%が産後にうつ病にかかったという結果が出ている。中国では、一人っ子政策により「421家庭」(夫婦の両親=4人、夫婦=2人、夫婦の子供=1人)が増え、若い夫婦の周りには老人ばかり。夫婦自身も一人っ子で、両親からの期待を背負って育ったことから、子供を育てることに対する精神的なプレッシャーは計り知れないほど大きく、それがうつ病になる大きな要因になっているという。また、子供を産んだことで自分が家庭の中心的存在でなくなることへの不安を感じる人も多いと専門家は指摘する。
こうした状況を改善するためには、夫婦ともに落ち着いた精神状態を保ち、お互いに相手の変化に気をつけ、家族も精神的なプレッシャーを若い母親に与えないようにすることが大事であると専門家は指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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