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上海のリニアモーターカーでは、今年8月に火災が起きている。幸い死亡事故には至らなかったが、安全性の見直しが叫ばれていた。
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2006年9月24日、23人が死亡した先日のドイツのリニアモーターカー衝突事故を受け、2002年末に上海市で開通した世界初の浮上式リニアモーターカーの実用線「上海リニアモーターカー」の安全問題が、人々の関心を集めている。このリニアモーターカーを運営している「上海磁浮交通発展有限公司」の責任者は取材に対し、上海のリニアモーターカーはドイツの今回の事故を受けてすでに3つの事故防止策を実施し、厳重な体制で安全を確保していると述べた。上海のリニアモーターカーはこれまでに295万kmの距離を運転しており、延べ850万人の乗客を運送している。上海浦東国際空港と龍陽路(ロンヤンルー)駅の間約30km区間を7分で走るリニアモーターカーの最高速度は、なんと時速430kmという。
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