<サッカー>中国がW杯招致を見送ったのは「懸命な選択」―中国メディア

Record China    2009年2月5日(木) 18時22分

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3日、中国がサッカー・ワールドカップ(W杯)2018年、2022年の招致に名乗りを上げなかったことは「懸命な選択だった」と中国メディアが報じた。写真は01年7月、北京五輪開催が決まった瞬間の中国・天安門広場。

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2009年2月3日、国営新華社通信のウェブサイト「新華網」は、中国がサッカー・ワールドカップ(W杯)2018年、2022年の招致に名乗りを上げなかったことは「懸命な選択だった」と報じた。

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記事は、例え立候補していたとしても到底勝ち目はなかったと分析した。国際サッカー連盟(FIFA)の執行委員24人のうちアジアサッカー連盟(AFC)の委員はわずか4人。だがアジア勢はすでに日本や韓国など5か国が名乗りを上げている。この中でサッカー弱小国の中国が4票全てを勝ち取ることは「難しい」とした。

また、仮に開催権を獲得できても専門のサッカー場を増設する必要があるし、フーリガン対策も欧州のように経験豊富ではない。それでも中国サッカー界のレベル向上のためという声もあるが、07年の女子サッカーW杯開催後、「中国女子サッカーは全くレベルが上がっていない」。2022年までに中国で開催しても自国チームの活躍を見ることは「絶対に無理」と指摘した。

記事は最後に「いつか必ず中国で開催できる日は来るが、今はその時ではない」と強調。中国サッカー発展のためにやるべきことは他にたくさんある、と呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)

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