領海規定法案が国会通過、南沙諸島めぐり中国と対立―フィリピン

Record China    2009年2月4日(水) 10時13分

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1月28日、フィリピン上院で領海基本線を定める法案が通過した。中国が領有を主張する南沙諸島の一部及び黄岩島の領有が主張されたことで、改めて領土問題が浮上している。写真は南沙諸島に駐留している人民解放軍。

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2009年1月28日、フィリピン上院で領海基本線を定める法案が通過した。中国が領有を主張する南沙諸島の一部及び黄岩島の領有が主張されたことで、改めて領土問題が浮上している。2月2日、環球時報が伝えた。

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07年12月にも同法案は審議されており今回が三回目。政府は国際的な摩擦を恐れ、南沙諸島及び黄岩島を領土ではなく、排他的経済水域の起点とならない島とするように法案を訂正した。

しかし中国社会科学院所属のある東南アジア問題専門家は、「法案が一部修正されたとはいえその影響の大きさはあまり変わらない」と指摘、「中国との緊張が高まり両国間貿易に悪影響を与える」と警告した。(翻訳・編集/KT)

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