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1日、福建省福州市長楽にあるラテンバーで大規模な火災が発生した事件で、バーは開店前の消防検査を受けておらず、違法に店内を改造していたことがわかった。火災発生時に避難の難しいバーの構造が、犠牲者の増加を招いたと見られている。
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2009年2月1日、1月31日に福建省福州市長楽にあるラテンバーで大規模な火災が発生した事件で、17人の死亡が確認されたことが明らかになった。負傷者は20人、うち1人は重体で、現在もなお治療を続けている。「中国広播網」が伝えた。
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公安当局によると、出火当時、約10人の若い男女が誕生パーティーを開いており、テーブル用の花火が電線や内装材に引火、犠牲者らは内装材からの大量の有毒ガスを吸って動けなくなり、窒息により死亡したと見られている。
同バーは、燃焼時に有毒ガスを発生する合成樹脂や易燃材料を大量に内装材として使用していたほか、開店前に義務付けられている消防検査も逃れていたという。当局によると、ビルの1階部分にあるバーは違法に2階構造に改造され、天井が極端に低く、ドアは内開き構造だった。火災発生時に避難の難しいバーの構造が、午後11時55分頃と最も混雑する時間帯に起こったパニックと相まって、一層の避難の遅れを招いたと見られている。(翻訳・編集/津野尾)
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