<旧正月>やりすぎ?祝砲の爆竹・花火で大気汚染度が急激に悪化―湖北省武漢市

Record China    2009年1月28日(水) 15時43分

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27日、湖北省武漢市では、春節(旧正月)を迎えるお祝いの花火や爆竹の影響で、空気汚染状況が一夜にして悪化したという。資料写真。

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2009年1月27日、長江日報の報道によると、湖北省武漢市では、春節(旧正月)を迎えるお祝いの花火や爆竹の影響で、空気汚染状況が一夜にして「良好」から「軽度の汚染」へと悪化したという。

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中国では春節を迎える際に爆竹や花火で喜びや祝いを表現するのが一般的。最近は騒音や事故防止の観点からや禁止や使用を制限される地区が増えているものの、その熱狂度は相変わらず。使用制限されている地区でもピーク時には、しばらく室内のテレビ音声などが聞こえないほどにぎやかになる。

旧暦の大晦日だった25日正午、武漢市の空気汚染指数は65に過ぎなかったが、春節を迎えた26日正午には167に急上昇。一夜にして102ポイントも悪化した。市内9か所に設置される観測ポイントのデータによると、汚染のピークは、一家団欒で年越しの食事を楽しむ時間帯にあたる25日午後7〜8時と、新年を迎えた26日午前0〜1時で、これはまさに花火や爆竹の集中した時間帯と一致していたという。

同市環境監測センターの魏紅明(ウェイ・ホンミン)副所長は「花火や爆竹は点火の際に空気汚染の原因となる煙やちり、二酸化硫黄などを大量に発生させる。加えて25日は微風で、空気中の汚染物質が拡散しにくかったことが汚染指数が急悪化した原因だろう」と分析している。(翻訳・編集/HA)

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