<金融危機>「今年はお年玉なし!」サラリーマンの2割が回答―中国

Record China    2009年1月27日(火) 12時36分

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26日、中国では旧正月を迎えたが、金融危機の影響からサラリーマン家庭では出費を抑える傾向が見られるという。子供たちや父母へのお年玉の金額も影響を受けている。一部では「お年玉なし」という家庭もあるようだ。写真は中国のお年玉袋。

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2009年1月26日、中国では旧正月(春節)を迎えたものの、金融危機の影響からサラリーマン家庭では出費を抑える傾向が見られるようだと報じられた。子供たちや父母へのお年玉の金額も影響を受けている。羊城晩報が伝えた。

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春節は中国人にとって大型連休。昨年からは旧暦12月30日〜旧暦1月6日の期間が休みとなるパターンが増加しており、今年は土日を除くと7日間が休みとなる。しかし、サラリーマンの間では「10日は休みがほしい」と答える人が40.8%に及ぶとのインターネット調査の結果もある。

こうした連休日数に対する不満に加え、金融危機の影響も強い。調査によると、サラリーマン層の春節の予算は1000〜3000元(約1万3000円〜約4万円)に集中しており、「3000元以下に抑えたい」とする人が8割近くになっている。

さらにこうした「大人の不満」は子供たちの不満にも直結しそうだ。失業の危機にさらされながら帰省したサラリーマンのうち、2割近くが「お年玉は出さない」と答えた。さらに多くのサラリーマンは「お年玉の出費額を500元(約6500円)に抑える」と答えた。(翻訳・編集/小坂)

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