禁止物質が検出されたSK-II、中国での販売を一時停止

Record China    2006年9月22日(金) 15時25分

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中国における禁止物質が検出されたSK-IIが、商品の販売と専売店運営の停止を発表した。

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2006年9月22日、SK-IIは中国での製品販売を停止するという声明を発表した。またしばらくの間、中国各地にあるSK-II専売店の運営も停止することに決定した。これは今年9月15日に広東省の検疫部門が、日本から輸入したSK-?化粧品に、禁止成分が含まれているとした発表を受けたもので、中国の検査基準に合格するまでの措置となる。国家品質検査総局の担当者によると、P&Gジャパンのグループ会社であるマックスファクター社(本社神戸市)が生産した、SK-?シリーズのファンデーションにネオジムが含まれていたことが分かり、また乳液、日焼け止めクリーム、美白エッセンス、美白マスクなどからはクロムが検出されたという。このため品質検査総局は各地の検疫機構に対し、日本製の化粧品を徹底的に検査をするよう指示している。中国メディアの報道によりSK-?利用者の間に不安が広がったため、同社は17日以降、問題が指摘された9つの製品に限り、国内全ての販売所で返品を受け付けることにした。P&Gはウェブサイト上で、中国で報道された成分はSK-IIの原材料として配合していない、と述べているが、天然の原料から微量に検出される物質が製造過程で入る可能性もあるため、現在調査中だという。ただし万が一中国で指摘された量のクロムやネオジムが入っていたとしても、安全性に問題はないと判断している。

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