2009年1月25日、中国衛生部は貴州省衛生庁が同省に住む29歳男性の鳥インフルエンザウイルス（H5N1型）の感染を確認したと発表した。中国新聞社が伝えた。

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この男性は貴州市雲岩区に居住。1月15日に発病し、同日貴州省人民医院に入院。現在は重体で危険な状態にあり、医師団が全力で治療に当たっている。男性は発病前に市場で家禽類に接触したという。23日に同省疾病予防控制（抑制）センターが男性を検査した結果、H5N1型ウイルスの陽性反応を確認。25日には中国疾病予防控制センターがこれを確定した。

中国では鳥インフルエンザウイルスの感染は今年6人目で、うち4人が死亡している。中国衛生部は今回の感染事例をWHOに報告。香港やマカオ、台湾および関係地域にも通知済みだという。（翻訳・編集/本郷）