<金融危機>珠江デルタの5つ星ホテル、旧正月に大値下げ攻勢―広東省

Record China    2009年1月24日(土) 19時21分

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22日、金融危機の影響で工場や企業の倒産が相次ぐ広東省の珠江デルタ地区では、5つ星高級ホテルが宿泊料を大幅に値下げ。各ホテルは春節期間中の旅行客争奪戦を繰り広げている。写真は深センシャングリラ大酒店。

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2009年1月22日、シンガポールの中国系新聞「聯合早報」は、1月26日の春節(旧正月)長期休暇を利用して珠江デルタ地区を訪れる観光客のため、広東省広州市、東莞市、仏山市、中山市の5つ星高級ホテルが宿泊料の大幅値下げに踏み切ったと報じた。

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広州市内の各旅行会社では「新春5つ星ホテルの旅」を企画。通常個人で宿泊すると1泊888元(約1万1500円)する中山シャングリラホテル(中山香格里拉大酒店)を観光つきで539元(約7000円)にするなど、格安プランを打ち出している。破格の値段で高級ホテルに宿泊できるとあって、市民の反応は上々だという。

広東省中国旅行社の広報担当者は「格安料金でも、空室にしておくよりはまし。ホテルにとって現金収入は重要だ」と話す。地方から珠江デルタ地区に長期出張で来ているビジネスマンにも、高級ホテルの春節格安宿泊プランは大好評だという。休暇中はホテルに滞在し、訪ねて来た家族や友人らとゆったり過ごせるというのがその理由だ。今年の春節は北京や上海、香港からの団体客や個人客の利用も増えているという。(翻訳・編集/本郷)

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