「パクリ」のバスメーカー、ドイツ社に2億8千万円の賠償命じられる―中国

Record China    2009年1月22日(木) 17時14分

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21日、ドイツ企業が中国のバスメーカーを「自社製品をコピーした」として訴えていた問題で、中国側に賠償金の支払いを命じる判決が下った。写真は07年3月、上海で行われた第7回世界バスアジア博覧会に出展された「A9シリーズ」など。

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2009年1月21日、ドイツのバスメーカー・ネオプランが中国のバスメーカーに「自社製品をコピーされた」として北京市第1中級人民法院(地裁)に訴えていた問題で、中国側に賠償金の支払いを命じる判決が言い渡された。京華時報が伝えた。

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訴えられていたのは江蘇省塩城市のバスメーカー・中威客車公司や北京市内の販売代理店など3社。訴えによると、中威客車公司らが製造・販売する「A9シリーズ」が、ネオプランが05年から生産・販売する「スターライナー」の意匠権を侵害した。

ネオプラン側は、わざわざ購入した1台100万元(約1300万円)近くもする「A9シリーズ」を証拠物件として提出し、4000万元(約5億2000万円)の賠償と生産・販売の停止を求めた。これに対し同法院は「細かい部分を除けば、デザインは非常に酷似している」と判断。中威客車公司ら3社に計2116万元(約2億8000万円)の賠償と生産・販売の停止を命じた。(翻訳・編集/NN)

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