2009年1月9日、米軍中央司令部海軍報道官、海軍多国籍連合艦隊報道官のキャンベル中佐は、ソマリア海賊取り締まりのためアデン湾に展開している米軍及び多国籍連合艦隊は中国と協力する用意があると発言した。12日、東方早報が伝えた。

【その他の写真】

交通の要衝・スエズ運河への航路を襲うソマリア海賊は今や世界的な問題となっている。すでに20か国以上が協力し、40隻以上の艦艇からなる多国籍連合部隊を編成している。昨年末、中国艦隊3隻も出航しソマリア沖を目指している。

同中佐は米軍が中国と接触していることを認め、取り締まりの効率を最大限に上げるため、協力体制を築くことを提言したと明かした。しかし、現時点で中国艦隊は多国籍艦隊への配属は決まっておらず、参加は流動的だ。（翻訳・編集/KT）