2009年1月8日、環球時報によると、米国の「マネーモーニング(Money Morning)」のニュースサイトは7日、「赤い龍・中国、金融危機をチャンスに転換」と題する記事を掲載した。

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同記事の分析によると、米国の投資家が慌てふためく中、中国には果敢にも勝負を仕掛ける投資家がいる。米国に端を発した金融危機の影響が中国をはじめ世界各地に拡散し、かつて投資家が千載一遇とみなしたチャンスも消え失せてしまった。しかし、中国経済と市場は厳しい風雨を乗り越え、最終的には来年中にも飛躍すると多くの事実が示している。

また、莫大な外貨準備高を有する中国には、経済成長をけん引する力――すなわち、世界各国の景気回復を促す力がある。昨年11月、中国は景気刺激策として2010年までに4兆元を公共投資に充てることを発表。この規模は、中国の年間GDP（国内総生産）の20％に相当する。一方、米国の金融救援策は、自国年間GDPの8％にすぎない。

記事は「赤い龍は決して思わぬ幸運を得たとは思っていない」としながらも、先ごろ報じられた株価上昇のニュースと景気刺激策を加味して「中国の前途には投資のチャンスという光明が差している」とまとめている。（翻訳・編集/SN）