<続報><パンダ虐待>担当飼育員が停職処分に、餌メニュー改良―広東省深セン市

Record China    2009年1月9日(金) 17時33分

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9日、広東省深セン市野生動物園のパンダが虐待を受けていると告発された件で、担当飼育員が停職処分となったという。動物園はパンダのメニューなど飼育状況を公開。告発スレッドは7日までに25万アクセスを集めた。

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2009年1月9日、広東省深セン市の野生動物園で飼育されている25歳のおばあちゃんパンダが虐待を受けていると告発された件で、このパンダの担当飼育員が停職処分となったと伝えられた。同園は虐待疑惑を晴らすかのように、飼育状況やエサのメニューまでを公開している。ニュースサイト・中国ネットの報道。

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問題のパンダは、「ヨンパ(永巴)」の愛称を持つ25歳の雌パンダ。かなりの高齢で、これまでに12頭を出産している。5日に「ヨンバの虐待疑惑」を告発したネット掲示板は、ヨンパが満足なエサも与えられず、見物客との有料記念撮影に利用されているとした。同園側は、「(掲示板掲載)写真のパンダは確かにうちのもの」と認めつつ、虐待疑惑を否定。事態を重く見た広東省林業局は6日に実態調査に乗り出し、翌7日には四川省から駆けつけた専門家が調査を開始、食事や飼育環境の改善を求めた。しかし一部メディアの報道によると、同園には過去にも動物虐待を疑われていたという。

騒動の発端となったネット掲示板上の告発スレッドは、7日の時点で25万アクセスを集めている。その後、このスレッドは実況中継に切り替えられ、告発の主が騒動後の動物園を再訪、ヨンバや園内の様子を逐一報告している。これによると、虐待疑惑が明るみに出たヨンバは現在、きれいになり、飼育舎も清掃され、エサもたっぷり与えられているという。

同園はこれを受けて7日、専門家指導のもとに改善したヨンバの食事メニューを公開。充分なメニューに切り替えられたようだ。また、ヨンバの担当飼育員を停職処分としたことも発表している。(翻訳・編集/愛玉)

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