陳情窓口の職員、「うつ病」が多発―雲南省昆明市

Record China    2009年1月10日(土) 19時23分

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8日、市民からの陳情を受けつける雲南省昆明市の担当部門が職員118人に対し調査を行ったところ、多くの職員がうつ病だということがわかった。資料写真。

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2009年1月8日、人民日報によると、雲南省昆明市の信訪局(陳情局)が、同局の職員118人に対し調査を行ったところ、多くの職員がうつ病だということがわかったと発表した。

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同局の李旭升(リー・シューション)副局長によれば、職員の家族にもうつ病傾向が出るなど、調査の必要性は昨年から認識しており、年末に同局は市心理危機研究センターと協力して職員118人に心理テストを実施。90項目に及ぶ心理テスト(SCL—90)のほか、同僚や家族などとの関係についてのチェックリストに記入させたところ、多くの職員が軽度〜中度のうつ病だという結果が出た。

市民からの陳情を受けつける同局の業務は精神的なストレスが高く、食欲不振、睡眠不振や、家族とも会話をしたがらなかったり、感情が突然高ぶったりするケースが多く、職員の中には、帰宅していると誰かに後をつけられているような感覚に陥る症状も出ているという。李副局長は事態を重視、調査を半年ごとに行い、専門家も交えて職員の心理ケアを行っていくとしている。(翻訳・編集/岡田)

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