特技あれば家賃が破格に!ネットで流行“技能交換”賃貸―中国

Record China    2009年1月6日(火) 21時42分

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1月5日、中国国内の大手ポータルサイトに最近、「技能交換」という専門コーナーが設けられていると伝えられた。英語や手品など自分の得意技を提供するかわりに、住居を安く借りるというものだが…。写真はビル1棟をまるまる貸し出すとの巨大賃貸広告。

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2009年1月5日、北京市の「法制晩報」は、国内の大手ポータルサイト上に最近出現した「技能交換」という専用コーナーについて紹介した。

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自分が得意な技術や才能を提供して、その代わりに安く住居を借りるというのが「技能交換」だが、その内容はパソコンやインターネット、デッサン、スペイン語、ピアノ、エステ技術などさまざま。実際に「技能交換」を利用して部屋を安く手に入れた男性は、「家主に英語を教える代わりに、通常なら月に1000元(約1万4000円)はする部屋をわずか300元(約4200円)で借りることができた」と喜んでいる。

中国社会科学院社会学研究所の唐鈞(タン・ジュン)研究員は、「サービスと物質を交換することは西洋社会では珍しいことではない」と指摘。「中国では昔から、サービスとサービスの交換は存在したが、サービスと物質の交換は不景気な状況下において初めて生じる」と説明した。

また法律の専門家は、「技能交換」を利用する際にはトラブル防止のため、交換条件を明確にする必要があると説く。双方の身分証明はもちろん、技術や才能のレベルを証明するものを提示するほか、水道や電気料金の支払い方法や家賃などを記した賃貸契約書を作成するようアドバイスしている。(翻訳・編集/本郷)

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